クレジットカードって一体どういうもの?
クレジットカードとは、利用者の信用に基づいて発行されるカードで、カードには予め利用限度額、有効期限が決められており、その条件の範囲内であれば、利用料金は後払いで、お店で商品を購入したり、サービスを受けたりすることができるものです。
分かりやすく説明すると、カードを提示する事で『つけ』で物を買ったり、サービスを受けたり出来るカードです。またクレジットカードの特長として、優待特典がついているものがあります。
- 利用金額に応じてポイントを付与し、貯まったポイントを商品と交換ができる。
- お店で買い物をするときに割引が受けられる。
- ガソリン代が安くなる。
- あなたに代わってホテルやレストランを予約してくれるなど。
各クレジットカード会社は、できるだけカードを利用してもらおうと、色々な特典・工夫を凝らしているのです。だからこそ、どうせ同じ金額を使うのなら、お金よりもカードを使った方がお得という人が多いのです。詳しくは、クレジットカードとお金の違いをご覧下さい。
ここで気になるのが、利用者の信用とは何を指しているのでしょうか。
信用度を計る一番の目安は、経済力。つまり支払い能力があるか、どうかです。
カード会社は一時的に支払いを立て替えているわけですから、後日、その料金を利用者に支払ってもらわなければなりません。
ですので、利用者の支払いができる範囲をできるだけ正確に把握し、
利用限度額を設定するのです。
もちろん、利用者の経済力の基となるのはどの様な職業に就いているのか、という点も審査のポイントになってきます。職業や、どの会社に勤めているのかで得られる収入も変わってくるからです。
そして以前は、雇用形態もみられていました。
フリーターや派遣社員、契約社員だとカードが作りにくかったというのは、安定して長期的な収入が得られるのか…という点で正社員の人よりも劣ると言う判断がされていたためです。当時は、正社員で働けない人=フリーターなどというマイナスイメージがあったことも一因でした。
しかし現在では派遣社員や契約社員も認知されており、特別なマイナス要素として扱われている訳ではありません。
こうした審査の上で、発行されているのがクレジットカードなのです。
余談ですが、日本では、『つけ』で物を買ったり、サービスを受けたりする人よりもその都度、きちんと現金払いで清算していく方が信用が高い(お金を持っている・支払能力が高い)と考えられていますが、クレジットカードの生まれた国アメリカでは、現金で支払うお客様より、クレジットカードで支払うお客様の方が信用が高いとされています。
また、クレジットカードの支払い履歴、ヒストリーをとても大切にしており、どこの書店に行っても、自分の信用度の高め方、といった書籍が販売されていたりします。