カード会社・加盟店・カード利用者、それぞれにメリットがあります
クレジットカードは、どの様な仕組みで成り立っているのでしょうか?
このページでは、クレジットカードを使う人、クレジットカード会社、クレジットカードの加盟店(お店・レストラン・ホテルなど)のそれぞれの立場のメリット・デメリットを解説していきます。
まずは下の図をご覧下さい。
- 1.クレジットカードを使うことで加盟店からサービスを受けたり、
商品校購入することができます。 - 後日、クレジットカード会社にカードの利用料金を支払います。
- クレジットカード会社は、カードの利用金額に応じてポイントを付与したり、
付帯保険など各種サービスを提供します。 - クレジットカード会社は、加盟店にカードの利用者の代わりにお金を支払います。
- 加盟店は、加盟料をクレジットカード会社に支払います。
【クレジットカードを使う人】
クレジットカードを持つメリットは、数多くあります。
例えば、現金払いの場合には商品を購入したら、それで終わりですが、カード払いだと利用金額に応じてポイントが付与され、それを貯めるとマイルやカタログから自分の気に入った商品と交換をすることができます。
また購入したものが壊れたときなども保険が適応され、新しいものと交換することもできます。
何より手持ちのお金がなくともショッピング、食事、宿泊などサービスが受けられます。
欲しいものを手に入れるタイミングを逃すことがないのが一番のメリットなのかもしれません。
【クレジットカード加盟店】
お店側のメリットとしては、加盟店になることで売上促進を図ることができるという点です。
ちょっと値をはるものでもカードが利用できることで、分割・リボ払いにすることができ、結果、お客さんが増えるということにつながるのです。
デメリットもあります。
加盟店になると、カード会社に対してカードでの売上額の3~5%を手数料として支払わなければならないのです。
【クレジットカード会社】
カード会社のメリットは、二つあります。
一つは加盟店から入る手数料。
もう一つは、カード利用者がリボ払いや分割払いにしたときに受け取れる利息です。
特に利息収入はカード会社にとって大きな収入源です。
そのため、どのカード会社もリボ払いによる利息収入を狙っていますから、リボ払い専用カードがどんどん増えています。
リボ払い専用カードを見てみると年会費無料となっていますが、こうする事でカード保持者が増え、カードの利用金額が増える。結果、利息収入も増える。であれば、年会費分のもとは取れると流れになっています。
とはいえ、デメリットが無いわけではありません。
カード利用者が利用料金を支払えなくなるかもしれないというリスクを背負っているんです。それでも利用料金が払えなくなるというのは、ごく一部の人でしかありませんが。